ベイカレント・コンサルティングの悪評を信じるな!噂の実態を徹底追及

2025.06.26
M&A業界情報
ベイカレント・コンサルティングの悪評を信じるな!噂の実態を徹底追及

「ベイカレント・コンサルティングの評判は?」

「ネガティブな評判が目立つけど実際のところは?」

ベイカレント・コンサルティング(以下、ベイカレント)は、2014年に設立された日本初の総合コンサルティングファームです。

デジタル、テクノロジー、サステナビリティ等の幅広い分野を手掛け、戦略コンサルティングの分野でも能力を発揮しています。

総合コンサルティングファームの強みは戦略立案から実行まで、クライアントの課題解決をワンストップで支援できるところにあり、業界においても国内有数の大企業として知られています。

一方で、「ベイカレントは激務」「クビにされる」といったネガティブな情報も散見されます。

なぜそのような噂が飛び交っているのか、実際のところはどうなのか。

そこで当記事では、転職エージェントの視点からベイカレントの評判について深堀りし、噂の実態解明をしていきます。

ベイカレントに興味がある方、就職・転職を検討している方の参考になれば幸いです。

1.ベイカレント・コンサルティングの悪評は嘘!評判と実態について

ベイカレント・コンサルティングの悪評は嘘!評判と実態について

ベイカレントについて調べてみると、次のような悪評が目立ちます。

  • ①激務である
  • ②中途採用は取らない
  • ③クビにされる
  • ④成長できない

上記について、結論から申し上げると「事実とは異なる」というのが実情です。ただ全くの嘘というわけでもなく、ネガティブな事実だけが誇張されているように感じます。

それぞれについて深堀りしていきます。

1-1.【悪評①】激務(ブラック)である|実際は月22時間程度なのでホワイト企業

ベイカレント・コンサルティングの悪評を信じるな!噂の実態を徹底追及の画像| NewMA-M&A/コンサル特化転職エージェント

参照:ベイカレント「福利厚生」より

ベイカレントは激務・ブラックという情報が目立ちますが、実際は徹底した労務管理のもと、残業には厳しい姿勢を見せますので、比較的ホワイトな企業であると言えます。

ただ、業務の密度は非常に濃いため、限られた時間の中で120%の成果を求められるという点では激務と言えるかもしれません。

 

1-2.【悪評②】中途採用は取らない|優秀な人材は積極採用

ベイカレントは中途採用を取らないという噂がありますが、それは誤りです。

次のグラフをご覧ください。

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参照:ベイカレント「FY2024決算資料(PDF)」より

上記は売上およびコンサルタント数の推移を表したものですが、同社は売上アップの要因は「優秀な人材の確保にある」と明言しています。

実際に、コンサルタントの人員増加に伴いコアクライアントが拡大していますので、優秀な人材確保の波は今後も継続されると推測されます。

では、なぜ「中途採用は取らない」といった噂が流れたのでしょうか。

その背景には転職難易度の高さが関係しています。

優秀な人材確保を進めているということは、即戦力であることが求められるわけです。

特に中途採用ともなれば、前職での実績や取得スキルなどが重要視されますし、同レベルやそれ以上のライバルも数多くいますので、同社への転職は非常に狭き門と言えるでしょう。

1-3.【悪評③】クビにされる|業界のプレッシャーに呑まれ自主退社する人が多い

ベイカレントにはクビにされるという噂がありますが、これも誤りです。

以前のM&A業界では、業績不振が続くとインセンティブが支払われなくなり、結果的に自ら退職を選ぶケースが多くありましたが、現在ではその状況が改善されつつあります。多くの企業が業績不振の従業員に対して再教育や支援プログラムを提供し、退職を防ぐ努力をしています。

また前項でもお伝えしたように、同社は売上アップにコンサルタントの拡充が影響を及ぼしていると明言していますので、クビにするといった事実は皆無と言えるでしょう。

M&A業界は、1プロジェクトあたりの報酬が非常に高額である反面、成約を逃せば売上にも多大な影響を及ぼしてしまいます。

そのプレッシャーに呑まれ自主退社を希望する人も一定数いることから、「クビにされる」といった事実と異なる噂が流れてしまったのでしょう。

1-4.【悪評④】成長できない|新人育成や研修体制が充実している

ベイカレントは成長できないという噂がありますが、これも誤りです。

次の表をご覧ください。

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参照:ベイカレントHPより

なぜそのような噂が流れたのかは定かではありませんが、ベイカレントは入社時から充実した研修(トレーニング)制度が用意されており、入社後においても、スキル・知識向上を目的とした「コアスキルトレーニング」や「専門知見トレーニング」、実践力向上を目的とした「外部トレーニング」など、即戦力を目指すための基盤は十分に整っています。

また、OJTを通して実際のプロジェクト現場を経験する実践環境も整っていますので、成長する機会は数多く用意されていると言っていいでしょう。

2.ベイカレント・コンサルティングの良い評判と魅力

ベイカレント・コンサルティングの良い評判と魅力

ベイカレントの悪評について、その多くが事実とは異なる見解だったことはお分かりいただけたのではないでしょうか。

全くの嘘というわけでもありませんが、ネガティブワードだけが先行して、その噂の全容が語られていない、というのが今回の本質だったのではと思います。

次に、ベイカレントの良い評判・魅力についてお話ししていきます。

同社の良い評判・魅力は次の通りです。

  • ①平均年収1,000万円以上を目指せる会社
  • ②主体性を重んじるベンチャー気質な会社
  • ③IT・デジタル分野の案件に強い
  • ④福利厚生が充実している

それぞれについて深掘りしていきます。

2-1.平均年収1,000万円以上を目指せる会社

ベイカレントは、平均年収1,000万円以上を目指せる企業です。

次の表をご覧ください。

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参照:タレントスクエア「【独自】ベイカレントの年収は平均1,074万円!役職別給与も解説」より

上記は、タレントスクエアで公開している役職別の平均年収を表したものですが、シニアコンサルタント以上(入社6~10年目)の役職を目指すことができれば平均年収1,000万円以上も可能であることが分かります。

また、同社はインセンティブ(成果報酬)制度を導入しておりますので、実力次第ではアナリスト(入社1年目~)でも平均年収1,000万円以上を目指せるでしょう。

2-2.主体性を重んじるベンチャー気質な会社

ベイカレントは主体性を重んじる会社で、自己の判断でプロジェクトが進んでいくことが多いため、ベンチャー気質が高くやりがいのある会社です。

多くの企業では一つ一つの判断に上司の決断(決裁)を仰ぐ必要があり、スピード感が求められるM&A業界では、その判断の遅れが命取りになることがあります。

ある程度の裁量がコンサルタントに認められている同社では、よりスピーディーにプロジェクトを進行することができ、それが結果として顧客満足度向上にも繋がっているのです。

一方で、変化や成長を恐れず、常に新しいことに積極的に挑戦していく精神や姿勢が求められるので、保守的・安定志向を求める人には不向きとも言えるかもしれません。

2-3.IT・デジタル分野の案件に強い

ベイカレントは、ハイテク・通信産業を主とした総合コンサルティングファームとして業績を上げております。

具体的には次の通りです。

  • ・モビリティサービスの市場性評価と戦略立案
  • ・富裕層向けデジタルプラットフォームのCX改善
  • ・データサイエンス技術の外販事業戦略
  • ・バックオフィスのハイパーオートメーション
  • ・ソリューションビジネスのグローバル展開戦略
  • etc…

参照:ベイカレント「プロジェクト事例」より

上記はほんの一例ですが、他にもIT・デジタル分野に特化したプロジェクトを成功に修め、新たなソリューションの創出に貢献しているのが、ベイカレントならではの強みです。

もしあなたがIT・デジタル分野のコンサルティングに興味があるなら、同社を検討してみてはいかがでしょうか。

2-4.福利厚生が充実している

ベイカレントは、従業員ファーストの働き改革を推進しており、従業員だけでなく、その家族が充実した生活を実現するための制度を積極導入している会社です。

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参照:ベイカレント「福利厚生」より

上記の福利厚生以外にも、長時間労働に関する注意喚起を行ったり、勤怠の把握・管理に努め有給休暇取得を促したりと、従来のコンサル業界では考えられない充実したサービスが同社の強みと言えるでしょう。

3.ベイカレント・コンサルティングの転職難易度は高い|就職・転職を有利にするためのポイント

ベイカレントの転職難易度は非常に高く、生半可な努力では門前払いされてしまうケースが高いです。

では具体的にどのようなポイントに注力すると良いのかについては、次の3点です。

  • ①関連の資格取得
  • ②高い営業力をアピール
  • ③転職エージェントを活用

それぞれについて深掘りしていきます。

3-1.関連の資格取得

「1-2.【悪評②】中途採用は取らない|優秀な人材は積極採用」でもお話ししたように、即戦力であることがアピールできれば、採用率は格段にアップします。

その確実な方法の一つとして、関連の資格取得が挙げられます。

関連資格については、次の通りです。

  • ・MBA
  • ・中小企業診断士
  • ・社会保険労務士
  • ・弁護士
  • ・税理士
  • ・司法書士
  • ・公認会計士
  • ・USCPA(米国公認会計士)
  • ・TOEIC
  • ・日商簿記2級以上
  • ・IT関連の各資格

上記の資格を持っていると優遇される傾向にあります。

 

3-2.高いITスキルやビジネス力をアピール

前項でお話しした資格取得も大事ですが、本質が「コンサルタント」ですので、高い営業力が求められます。

とはいえ、営業力は資格のように目に見えるものではなく抽象的な概念なので、アピールポイントとしては非常に難しいものになります。

そのため、

  • ・前職でのプロジェクトマネジメント経験
  • ・経営や事業のようなレベルでの業務経験
  • ・面接でロジカルな応対ができる

上記のような点をアピールすることで、営業力の評価にも繋がります。

一方で、「企画部門でなくてもM&A業界に転職できますか?」というご質問をいただくことがありますが、クライアント(顧客)あってこそ成立する業種のため、ことベイカレントにおいて、交渉力やプロジェクトマネジメント力は必須と言っても過言ではないでしょう。

3-3.転職エージェントを活用

転職を支援するサービスとして、近年転職エージェントの活用が重要視されていますが、M&A業界においては、さらに重要度が増します。

その理由として、M&A業界の転職対策が非常に困難であることが挙げられ、個人の努力だけでは門前払いされてしまうケースが後を絶たないのが実情です。

実力が拮抗またはそれ以上のライバルがひしめき合う中で、自分を効果的にアピールするには、業界に精通している転職エージェントに依頼するほかありません。

ただし、一般的な転職エージェントでは意味がなく、M&A特化型の転職エージェントに依頼することが重要です。 なぜM&A特化型転職エージェントをお勧めするのかについては後述しますので、ぜひ参考にしてください。

5.ベイカレント・コンサルティングへの就職・転職をお考えなら「NewMA」にお任せください!

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もしあなたがベイカレントへの就職・転職をお考えなら、M&Aに特化した転職エージェント「NewMA」にお任せください。

私たちが、弊社を強くおすすめする理由は、以下の3つです。

  • ①M&A業界経験者による確かなサポート
  • ②M&A業界のリアルをご提供
  • ③非公開求人を多数掲載

それぞれについて深掘りしていきます。

5-1.M&A業界経験者による確かなサポート

弊社には、M&A業界経験者が多数在籍しており、中には未経験からM&A業界に転職したエージェントもおります。

だからこそ、業界経験者としてのアドバイスだけでなく、未経験からどのようにして転職を目指すのかという部分を、より詳細にアドバイス・サポートすることができます。

具体的には、

  • ・最新のM&A動向(事情)を反映した書類、面接対策
  • ・あなたのスキルの何が生かせるかを正確に把握し、あなただけにマッチした求人の提案
  • ・あなたの悩みに真摯に向き合い、何が足りていないのか、何が必要なのかをアドバイス
  • ・内定前や内定後だけでなく、入社後も安心のアフターフォロー

このように、M&A業界経験者ならではの確かなサポートをお約束します。

5-2.M&A業界のリアルをご提供

弊社では、「本当にあなたにM&Aアドバイザリー(仲介)としての人生はあっていますか?」というところからお話しさせていただきます。

業界や業界内容を熟知しているからこそ伝えられる魅力と大変さがあります。

そのため、弊社は安易にM&A業界への転職をおすすめすることはありません。

M&A業界に携わってきた者として、良いことや苦労したことを赤裸々にお伝えし、その上で転職を検討される方については、全力でサポートさせていただきます。

ベイカレント・コンサルティングの悪評を信じるな!噂の実態を徹底追及の画像| NewMA-M&A/コンサル特化転職エージェント

上記は、弊社HPにも掲載している一例で、他にも数多くの非公開求人を掲載しております。

中には、弊社だけに掲載が許された超レアな非公開求人もありますので、一見の価値ありです。

「ベイカレントへの就職(転職)しか考えていない」と思うかもしれませんが、実際にヒアリングをさせていただく中で、当初想定していた企業ではなく、別の企業の方がマッチしていたというケースも多くあります。

第一希望として念頭に置きながらも、視野を拡げることで新たな可能性の発見にも繋がりますので、まずは無料相談を実施させていただき、慎重にキャリアミーティングを重ね、あなたにマッチした求人をご紹介させていただきます。

6.まとめ

いかがでしたか?

ベイカレントの評判と転職対策の方法についてお話ししました。

最後にこの記事をまとめましょう。

◎ベイカレントの悪評と実態は次の通り

  • 悪評①)激務である
  • 実態)忙しさには波があり、普段は定時で帰宅できる上、平均残業時間22時間/月と超ホワイト企業
  • 悪評②)中途採用は取らない
  • 実態)優秀な人材は積極採用しており、実際にコンサルタント増員に比例して売上げもアップしているので、今後も積極採用の波は続くと推察できる
  • 悪評③)クビにされる
  • 実態)コンプライアンスを重視する企業なので、会社側がクビにするという事実はない。ベンチャー気質が高いこともあり、そのプレッシャーに耐え切れず自主退社する人が一定数いることから、そのような噂が流れたものと思われる

◎ベイカレントの良い評判・魅力は次の通り

  • ①平均年収1,000万円以上を目指せる会社
  • ②主体性を重んじるベンチャー気質な会社
  • ③IT・デジタル分野の案件に強い
  • ④福利厚生が充実している

◎ベイカレントへの就職・転職を有利にするためのポイントは次の通り

  • ①関連の資格取得
  • ②高い営業力をアピール
  • ③転職エージェントを活用

以上になります。

ベイカレントは国内初の総合コンサルティングファームで、M&A業界において大企業の一つとして名を連ねます。

平均年収1,000万円以上を目指せる会社ということもあり、就職・転職先としても非常に人気である一方で、転職難易度が非常に高く、生半可な努力では門前払いされてしまう可能性が高いです。

自分を効果的にアピールし、より可能性の高い就職・転職活動には特化型転職エージェントの活用が不可欠ですので、同社をご検討の方は迷わずご相談ください。

あなたの就職・転職活動が上手くいくことを心から願っております。