中之島キャピタルはやめとけ…!その実態は?年収は?仕事内容は?ブラック度は?実態を元社員が激白!!
1. 中之島キャピタルの実態を元社員が激白
大阪本社のM&A会社はいくつかに絞られますが、最近よく名前を聞くのは中之島キャピタルです。ですが、「あまり口コミや評判の情報がないので実態が分からない...」と思っている方も多いでしょう。そんな方のために元社員の私林が実態を説明したいと思います。
今私は中之島キャピタルの社員ではなく、中之島キャピタルのグループ会社であるNewMA株式会社の代表取締役社長という立場ですが、今回は本音で良いとこも悪いとこも書いております。何故なら入社後のギャップでの早期退職は私にとっても非常に辛いからです。
皆様には良い面も悪い面も把握した上でご興味頂けると嬉しいかなと思います。
2. 中之島キャピタルの概要
- 社名:中之島キャピタル株式会社
- 住所:〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島3-6-32 ダイビル本館16階
- 最寄駅:京阪中之島線「渡辺橋駅」徒歩1分 / 地下鉄四つ橋線「肥後橋駅」徒歩6分
- 資本金:11,000,000円
- 従業員数:15名(グループ合算)
- 代表者:徳永 洋亮
- 電話番号:中之島キャピタル株式会社 06-6444-4150 / 中之島会計事務所 06-6444-4100 / 06-4256-8780
- 事業内容:M&Aアドバイザリー、事業再生、組織再編、デューデリジェンス、ハンズオン経営支援
会社の特徴はクロスボーダー案件や事業再生案件など、通常の後継者不在の事業承継M&A以外において実績が多数ある点です。HPでそういった点を謳っていますが、これは実際にそうだと私は思います。
そこまで大きな会社ではないですが、特殊案件は多くあり、まだ経験がそこまでない人でも代表を始めとした経験者のフォローがあった上で特殊案件も経験可能です。
3. 元社員が明かす中之島キャピタルの実態①給与
未経験者は最初の1年は修行
未経験入社の方は最初はそこまで年収は高くないです。ですが成約をすると翌月から基本給・職位が上がる(結構な額上がります)仕組みです。なので最初の給与がずっと1年そのままというケースはかなり稀です。
インセンティブ料率はかなり高い
M&A業界はかなりインセンティブ料率の高い業種ですが、中之島キャピタルは業界でもかなり高い方だといえるのではないでしょうか。何%とはここに記載できないのが残念ですが、私は自社よりも高いインセンティブ料率を今のところ見たことありません。
4. 元社員が明かす中之島キャピタルの実態②ブラック度
時間は結構長い
これは業界全体の話かもしれませんが、基本的には日中はお客さんとの折衝に時間をあて、その後資料作成等に入ります。なので定時退社やフルリモートみたいなことはあまり期待しない方が良いかと思います。ですが、家族(特に子供)の病気等の場合は結構理解がある会社だなとは感じています。
未経験で入社の場合は行動量を求められる
M&Aではソーシング(買い手さん探しや売り手さん探し)が大事なのですが、これもどこの会社も一緒ですが、けっこう探すためにはリストアップとアポ取得する力が求められます。電話やDM等方法は様々ですが、どれだけこれを行い、自分の候補先を増やせるかがポイントとなってきております。そこには全力で向き合うことが求められます。
5. 元社員が明かす中之島キャピタルの実態③成長度
M&Aという業務の特徴
物事を経営的・事業的な目線でみる力や圧倒的な交渉力が見につきます。M&Aは会社の売買であり、経営の一丁目一番地です。もちろんコンサルタントも経営的な目線がないとアドバイスができませんし、交渉は超絶ハードです。また税務・財務・法務・労務知識なども身につきます。なのでこれを乗り越えれればかなりのビジネス経験値が付きます。普通の転職よりもM&Aは次のキャリアの広がりをもっていると思います。自分で事業を行うもよし、大企業の経営層を目指すもよし、専門性を身に着けるキャリアへ行くもよし。あなたの夢に近づくチャンスではあると思います。
また中之島キャピタルには中之島チェレンジ制度という独立支援・社内ベンチャー制度がございます。こちら独立支援制度がある会社は多いのですが、正直が名ばかりの会社も多いです。しかし実際に私がこの制度を使い独立しました。このNewMA株式会社が実際にこの制度が使える証明になるかと思います。
中之島キャピタルならではの成長
中之島キャピタルでは普通のM&Aではなく事業再生案件やクロスボーダー案件、通常の100%株式譲渡以外のスキームなど他社以上に様々な経験が早いうちからできます。また成約のスピードも速いです。通常のM&A会社は平均すると1年に1件というような成約速度ですが、中之島キャピタルは未経験入社の最初の1年で2~3件成約する人が多かったです。そんなに案件も小さいというわけではないのにです。それは秘密があるので、気になる方はカジュアル面談等で聞いてみてください。やはりM&Aは成約しないと経験値がたまらないので、件数を多くできるというのは成長に直結します。
6. 元社員が明かす中之島キャピタルの実態④その他覚悟が必要な点
交渉は超絶ハード
これは中之島キャピタルに関わらずですが、交渉はハードです。当然ですよね。M&Aは売り手は今まで自分が頑張ってきた会社の行く末、自分の今後の人生や家族の人生、従業員の生活など多くのことがM&Aの相手や条件次第で大きく変化します。なのでここについては妥協しない、当然ですよね。一方で買い手も自分や従業員に頑張ってきてもらった利益・資本をどこに投下するかという話であり、上場企業であれば株主への説明は必要ですし、買った後想定外のリスクが発現し最悪それが理由でM&A買い手売り手両者共倒れなんてこともありえます。なのでこちらはこちらで妥協は許されない、当然ですよね。 こんな2社が交渉し、かつその他利害関係人等も多く登場するので交渉はこじれることも非常に多く成約が近くなればなるほど胃が痛くなります。ここから得られる経験も多いですが、覚悟はしておいて頂きたいと思います。
7. 結論
結論中之島キャピタルはブラックではないとは言い切れないと思います。しかし得られるものは成長・お金も含めて非常に大きいとは思います。なにかやりたいことがある方、こうなりたいという姿がある方、その中でM&Aを通ることでそのやりたいことなりたい姿に近づけるのではと思う方、是非面談依頼をしてみるとよいのではないかなと思います。
少し修行のようなキャリアになるかもしれませんが、実際に得れるものは多いかと存じます。