M&A総合研究所の年収はどれくらい?初任給などを解説

2024.08.31
M&A業界情報

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何よりも、ほとんどの日本企業が中堅および中小企業であるという事実を考えると、高齢化社会の到来によって多くの企業が後継者不足による事業継承の問題に直面し、一部は廃業の危機に立たされている現実もあります。

このような背景から、M&Aを活用して中堅・中小企業の経営上の課題を解決しているM&A仲介会社が数多く存在しています。その中で、M&A総合研究所は2018年に設立されて以降、急速に成長し、わずか3年9ヶ月で東証グロース市場に上場し、その後2023年8月29日に東証プライム市場にも上場している急成長企業として知られています。

転職市場でも、M&A総合研究所への転職を目指す人々にとって、年収に関する情報は大変注目されるでしょう。この記事では、M&A総合研究所の年収や初任給について詳しく説明します。

 

M&A総合研究所はどんな会社?

M&A総合研究所は、2018年の創立以来、企業の統合や買収に関わる専門知識を持つ会社です。DXやAI技術を駆使して、M&Aの手続きをより効率的に行い、わずか3年半で上場し、時価総額4,000億円以上の急速な成長を遂げました。

全国の主要都市にオフィスを展開し、報酬は成果次第で支払う料金体系や平均7ヶ月で成約するスピード、自社開発のシステムを活用する点が特徴です。これらの要素が、お客様のリスクを最小限に抑え、素早いサービス提供を可能にしています。

M&A総合研究所のビジネスモデルとは?

M&A総合研究所は、売り手と買い手の間で仲介を行い、M&A取引をサポートしています。売り手や買い手は一方の利益だけでなく、双方の利益を考慮した中立な立場で取引交渉を行うのです。

報酬は、売り手と買い手から支払われるM&A仲介ビジネスモデルです。多くのM&A仲介会社が着手金や中間報酬を要求しますが、M&A総合研究所は、高いマッチング能力と経営効率化によるコスト削減により、売り手に対して完全成功報酬制でサポートを提供しています。

M&A総合研究所の特徴

M&A総合研究所は上場以来圧倒的な業績成長を実現していますが、その成功の要因は何でしょうか。M&A総合研究所は、上場企業唯一の完全成功報酬制の料金体系を採用しており、成約期間が平均6.7か月と短いこと、人材採用・育成・組織構築力、データドリブンな経営を挙げています。

一般的なM&A仲介業者が着手金を要求する中、M&A総合研究所は成功報酬のみを受け取るため、案件獲得が容易となっています。さらに、DX化による営業活動・案件執行の効率化により、成約までの工数・期間が短縮されています

。採用の積極化と教育により、アドバイザーを増やしつつ成約単価を上げる施策も功を奏しており、アドバイザー数は2年前の約6倍、成約単価は5倍以上に成長しています。M&A総合研究所の成功は、革新的な料金体系やDX化、人材戦略など、様々な要素が組み合わさった結果であり、今後の成長が期待されるでしょう。

中途でM&A総合研究所に転職した場合、年収はどれくらい?

M&A総合研究所は、中途採用の際に、「未経験者は年収420万円+インセンティブ、経験者は前職を考慮します。」と明記しており、具体的な年収は入社時に決定されます。この記載はあくまで目安であり、M&A総合研究所で転職した場合の年収は前職の収入や経験によって変動するため、一概には述べられません。

実は、新卒と中途で転職した場合の年収には大きな差があるケースが少なくありません。中途採用時の具体的な年収を知りたい場合は、実際の求人情報を転職サイトで確認するのが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも、正しい情報を入手できます。

M&A総合研究所の初任給は?

M&A総合研究所の新卒は、大学院出身者には29万円、大卒者には28万円の初任給が設定されています。入社後半年および1年後に、業績に基づいた昇給が行われる見込みです。初任給には、44時間分の固定残業代が含まれています。

M&A総合研究所で働くうえで注意すべき点とは?

ここではM&A総合研究所で働くうえで注意すべき点について解説していきます。

成果が年収に影響するため、努力が必要

M&A総合研究所では、収入を増やすためには、個々人がどれだけ手数料を稼ぐかにかかっており、インセンティブ制度が大きな影響を与えています。M&A総合研究所では、「みなし残業制度」を導入しており、働けば必ずしも残業代が上がるというわけではありません。そのため、効率を重視し、最良の成果を出すことで収入を増やすことが重要であり、長時間働くこと自体が目的ではないと考えられます。

M&A自体が激務を伴う大変な仕事

会社の買収や統合は、買い手企業と売り手企業の双方にとって、社員や経営陣の将来を左右する重大な出来事です。手続きは非常に複雑であり、財務、会計、法律など幅広い視点が必要であり、関係者との交渉にも多くの時間がかかります。

M&Aは非常に重要であり、クライアントからの要請には迅速に対応する必要があります。企業にとって負担の大きい作業ですが、その重要性を理解した上で M&A総合研究所で働くことを検討すべきでしょう。

 

営業マンは熱意・知識を持って営業活動にあたる必要がある

M&A仲介業においては、中小企業の社長との面談を根気よく続け、案件を獲得する必要があります。時には3回の面会ですぐに取引が成立する場合もありますが、数十回に及ぶ面談を重ねてようやく成約に至ることもあるでしょう。

一部の企業は東京ではなく地方に拠点を構えており、取引のために頻繁に飛行機などで出張する必要があることもあります。M&AはM&Aコンサルタントにとっては複数回の経験があるかもしれませんが、売り手企業にとっては1度きりの重要なイベントです。

このような機会をM&A総合研究所に委ねるために、営業担当者は情熱と専門知識を持って積極的に営業活動に取り組むことが不可欠な点に留意すべきです。

まとめ

今回は、m&a総合研究所の年収について詳しく解説しました。初任給や会社の特長など、様々な観点からお伝えしました。m&a総合研究所は、業界でも高水準の給与水準を誇っており、特にキャリアを積んでいく中での収入の伸びにも期待が持てるでしょう。

初任給や年収に関する情報は一つの指標に過ぎません。自分のキャリアプランや目標に合わせて、慎重にキャリアを選択していくことが成功への第一歩となります。m&a総合研究所でのキャリアに興味を持たれた人は、是非最新の情報を収集し、将来を見据えたキャリア形成を行ってください。

 

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林健太郎…中之島キャピタルでM&Aコンサルタントを経験。成約も複数件経験し、マネージャーとして勤務後、M&A専門人材紹介会社のNewMA株式会社を設立。