新卒就活でM&Aコンサルを目指すなら?M&A特化転職エージェント社長が実態や業務、書類/面接対策、おすすめサイトを解説

2024.03.16
M&A業界情報

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こちらの記事は2024/3/16時点の情報を元に作成した記事です

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営者の高齢化、後継者不足問題で近年注目を浴びているM&A業界。

キャリアとしても圧倒的成長やスキルアップ・年功序列とは全く真逆の実力主義・高年収などのイメージから新卒で目指される方も少なくないとお聞きしております。

実際私もM&Aアドバイザリーとして活動しておりましたが、上のイメージは間違いないかと思います。

新卒で入社して20代半ばで年収2000万円で、更に転職してキャリアアップ成功みたいな例も実際に見ました。

(M&Aで入社することで、更に今後のキャリアの幅が広がるというのが実はM&Aの一番おすすめポイントでもあります。)

 

やりがいと高年収からM&A業界の仕事に興味を持つ人が年々増加している一方で、M&Aについて“何となくで”理解している人が多いのも現状です。

普段私はM&A業界への転職サポートをしているのですが結構新卒就活のご相談をいただくこともございます。

弊社NewMAでは現状そのサポートはしていないのですが、ある種お伝えできる点は多いのと思いますので、今回はまとめてみました。

当記事では、

  • M&Aの仕事内容
  • 職務経歴書や履歴書で伝えるべき内容
  • 取得おすすめの資格
  • M&A業界にオススメのメディア

上記について、解説します。

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大阪の独立系コンサルティングファームである”中之島キャピタル”にて

M&Aアドバイザリー業務を経験後、M&Aに特化した人材紹介業を立ち上げ。

 

 

1M&Aとは?

M&Aとは、企業間の買収・合併を手段として、後継者不足の解決や事業拡大といった様々な問題解決を図る目的で行われます。会社規模の取引となるため、多額のお金が動くことはもちろんですが、取引期間も半年以上と長期的な案件がほとんどです。

 

1-1.M&Aの仕事内容

M&A会社の主な仕事は、売りたい企業と買いたい企業をマッチングさせて、吸収・合併、統合プロセスをサポートすることです。

具体的には、

  • 売り手探し
  • M&A戦略の策定
  • スキームの構築
  • ロングリストの作成
  • 買い手探し
  • 交渉
  • デューデリジェンス
  • 契約
  • PMI(経営統合)

上記プロセスについて、以下にまとめます。

 

1-1-1.売り手探し

まずはM&Aのニーズがある先を探してくるというところからスタートになります。

これは電話やDMなど様々な手段を用いて探したり紹介をもらったりと会社やポジション等によっても様々です。

 

1-1-2.M&A戦略の策定

M&A戦略は、全プロセスにおける最も核になる部分で、どういった目的があってM&Aを行うのかを策定するプロセスになります。

M&Aを行う以上、当然売り手企業・買い手企業それぞれの目的・思惑があり、どこをゴールとするのかをクライアントと話し合います。

 

1-1-3.スキームの構築

スキームとは「手法」を意味しており、どういった手法でM&Aを進めるかを確定するプロセスになります。M&A手法は「株式譲渡」が一般的ですが、状況によって「事業譲渡」「会社分割」が選択されることもあります。

 

1-1-4.ロングリストの作成

クライアントの取引相手となる企業を探すプロセスになります。M&A会社が持つ膨大なデータをもとに、条件にマッチする企業をリスト化し、ショートリスト(さらに絞り込んだリスト)に繋げ、最終的な企業を確定します。

 

1-1-5.交渉

作成したロングリストを元に実際に売主企業をご紹介していくフェーズです。最初はノンネームといわれる匿名情報で打診をし、具体的に検討してくれそうな先には売主からのOK(ネームクリア)を取得したり秘密保持誓約書を締結したりした上で企業概要書(IM)と呼ばれる売り手企業の情報がまとまった提案書類で提案活動を行います。

 

1-1-6.交渉

合意に向けて交渉を進めるプロセスです。基本的には、M&A会社が間に入り、クライアントに代わって相手企業と交渉を進めていくことになります。それぞれの思惑がある以上、長期的な交渉になることが多く、妥協点が模索できなければ不成立となるため、非常に重要なフェーズです。

 

1-1-7.契約(合意)

合意となれば晴れて契約となります。契約後には具体的な事業戦略を詰めていき、新たなスタートを切っていくことになります。

 

1-1-8.PMI(経営統合)

M&Aが完了して終わりではなく、そこからが新会社としてのスタートです。経営統合後の事業展開や売上げ拡大の展望、従業員の満足度向上など、現場感を以てサポートに努めることもM&A会社の重要な業務です。

 

1-2.M&Aの業種

M&Aの業種は、「M&A仲介」「ファイナンシャルアドバイザー(FA)」の2つに分類されます。

 

1-2-1.M&A仲介

M&A仲介は、その名の通り売り手と買い手の仲介役として、双方の利益最大化を目的としています。中小企業での活躍が多く、全プロセスを一人の担当者が一貫して行う会社もあれば、部門ごとに分かれ複数人で業務にあたる分業制を構築している会社と様々です。また、仲介役という立場上どちらか片方だけを優遇することはしません。

例:日本M&Aセンター・M&Aキャピタルパートナーズ・M&A総合研究所・ストライク 等々

 

1-2-2.ファイナンシャルアドバイザー(FA

ファイナンシャルアドバイザー(以下、FA)の業務内容は、仲介役と大きな差はないものの、クライアント側だけの利益最大化を目的としている点が大きく違います。

主に大企業のM&Aで活躍することが多く、M&A仲介だけでなく専任のFAと交渉を進めていくこともあります。FAは、企業によっては「M&Aコンサルタント」や「M&Aアドバイザリー」「FAS(M&Aアドバイザリー部門)」と呼び方は様々です。

デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー・フロンティアマネジメント・KPMG FAS・経営共創基盤 等々

 

1-3.M&A業界の年収

M&A業界は、原則「基本給+インセンティブ(成果報酬)」という給与体系がベースとなっており、各企業とも高年収であることが特徴です。上場企業における平均年収ランキング独走中のM&Aキャピタルパートナーズを見てみると、2022年度9月期の平均年収は3,161万円と段違いです。一方で、成果報酬を抜いた基本給のみでは年収400~600万円帯が多く、いかに1案件あたりの成果報酬が大きいかが見て取れます。

 

2.職務経歴書や履歴書で伝えるべき内容

前述の通り、高年収が魅力的なM&A業界ですが、相応に転職難易度が高いことでも有名です。M&Aの仕事に必要なスキルとしては、以下の通りです。

 

2-1.自己紹介

M&Aでの仕事は特に交渉面等は非常にハードです。そのため自頭の良さ等も勿論重視されますが、どちらかというと困難に打ち勝った経験があるか等が大事になってくると思われます。

部活動でも勉強や研究でも留学でもバイト・インターンでも構いません。何かに打ち込んでそれに打ち勝った経験を大事にしてもらえれば良いかと思います。

可能なのであれば泥臭さとロジカルさ両方をアピールようなエピソードだとベターですが、ない場合はどちらか一つだけでもプッシュできるとよいでしょう。

 

2-2.志望動機

これはM&Aだからというわけではないですし、他の業界を受けるうえでも非常に重要ですが業界の志望動機・会社の志望動機・将来のビジョンは一貫性があると非常に納得感があります。

これは非常に難しいことでもあります(転職活動でもできている人は少ないです)が、できると非常にロジカルに見えます。

人間多面的であるということはみんなわかってます。ですが就職活動で短い面接の場で自分を知ってもらうには何かに絞って伝えた方が良いですよね。

またM&Aは先ほども言った通り結構交渉面等ハードな仕事でもあります。ですので他の業界以上に将来ビジョンを気にする会社が非常に多いです。

(将来ビジョンに合わないのにハードな仕事をさせるのもお互いためにならないかな、と面接官も思ってしまいます。)

 

3.取得おすすめの資格

必須ではないものの、業務上取得していると有利な資格も存在します。

  • 日商簿記(優先度高い)
  • 税理士・会計士・弁護士
  • 中小企業診断士
  • FP(ファイナンシャルプランナー)
  • 宅地建物取引士 等々

M&Aにおいて、財務や会計、税務、法務といったように幅広い業務をサポートすることになるので、上記の資格取得は仕事を有利に進めるのに役立ちます。

特に簿記は他に記載の施策と比べると取りやすいです。3級を持っていないなら3級、持っているなら2級是非狙ってほしいと思います。

(結構中途だと簿記2級レベルの財務知識をマストとしている会社もあったり、入社後すぐとるように案内されるパターンもあります。)

他にもクロスボーダーM&Aを得意とする会社であれば勿論TOEICのスコアも重要になってきます。

 

4.M&A転職におすすめの新卒就活サービス

ここから先は新卒就活におすすめのサイトをご紹介いたします。(本項目はプロモーションが含まれています

 

4-1.おすすめサービス①:
ユニスタイル 新卒就活でM&Aコンサルを目指すなら?M&A特化転職エージェント社長が実態や業務、書類/面接対策、おすすめサイトを解説の画像| NewMA-M&A特化ハイキャリア転職

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unistyleは、総合商社・金融・メーカーなどの人気企業の先輩内定者の、エントリーシート(ES)/選考レポートが7万件以上掲載されており、無料で見放題というサイトです。

やはりM&A業界に実際に受かった人のエントリーシートを参考にして考えるのはある意味間違いないでしょう。大手のネオキャリアさんが運営の会社っであり、攻めの就活では結構使えるサイトではないかと思います。

 

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4-2.おすすめサービス②:
JobSpring Agent

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学生のキャリアプランに寄り添った企業紹介 手厚くカウンセリングを行い、その後も経験を積んだエージェントが入社まで手厚くサポート エージェントのサポートにより、内定獲得の支援を受けることができ、 万一不合格となった場合も不合格理由から改善策を考え、選考への戦略を一緒に練ってくれます。これはM&Aに限った話ではないですが、しっかり頼れる誰かに客観的な意見をもらいながら就活を進めることは非常に大事です。(私実は新卒就活の時に苦戦した経験があります。私の時は新卒向けエージェントがそもそも一般的ではなかったので、こんなサービスいいなとは思います。)

 

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4-3.おすすめサービス③:
キミスカ 新卒就活でM&Aコンサルを目指すなら?M&A特化転職エージェント社長が実態や業務、書類/面接対策、おすすめサイトを解説の画像| NewMA-M&A特化ハイキャリア転職

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 キミスカの特徴はスカウトと適性検査にあると思います。スカウトは企業からくるものなので攻めの就活という感じではないですが、場合によってはエントリーシート免除のスカウトもあり、併用サイトとして使うには良いかもしれません。また思わぬ業界からスカウトが来て興味がわいてきた、みたいな例もあると思います。また適性検査も結構自分を知るのに使えるという噂なので活用したいところです。M&A就活で特におすすめというよりは自分の立ち位置や性格等を把握したり、サブ的に利用するのにはかなり良いツールではないかと思います。もちろん狙ってた会社からゴールドスカウトが来た、なんてこともあくまで”もしかしたら”というレベルですがあるかもしれません。

 

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5.まとめ

M&Aの仕事内容について解説しました。

M&A業界は、高度な営業力と専門的かつ幅広い知識・スキルが求められる一方で、年収2,000万円以上も目指せる非常に魅力的な業種となっております。また、後継者問題・コロナ渦による経営悪化が尾を引き、向こう数年はM&Aが活発化することが予想されていますので、興味がある方はぜひ検討してはいかがでしょうか。

 

 

林健太郎…中之島キャピタルでM&Aコンサルタントを経験。成約も複数件経験し、マネージャーとして勤務後、M&A専門人材紹介会社のNewMA株式会社を設立。

 

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こちらの記事は2024/3/16時点の情報を元に作成した記事です