未経験からのM&Aアドバイザー/M&Aコンサルタントへの転職の場合、電話営業はマスト?必要有無や実態をお伝え!

2024.03.04
転職ノウハウ

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M&A業界は、経営者が自らの努力で成長させてきた会社を売買する際の仲介業務を担うため、非常に高いビジネススキルと人間力が求められる分野です。

ですが一方で地道な行動量や電話等が求められるのもM&Aという印象もあるのではないでしょうか。

この記事では、未経験者がM&A業界に転職する際の電話営業について紹介します。

 

未経験M&A転職には電話必要?

未経験者がM&Aの転職を考える際、電話が必要かどうか疑問に思う人も多いことでしょう。

ここでは、未経験M&A転職に電話が必要になるか詳細に解説します。

 

結論:会社やポジションによって電話が必要な場合とそうではない場合がある

電話の必要性は、主に転職先の会社とポジションに依存します。

一部の会社やポジションでは、電話を使用する機会が多くなることもありますが、少ない場合もあります。

ですが未経験での転職の際は大なり小なり発生する会社が多いようです。詳しく説明していきます。

 

M&Aで電話営業が発生するの主には売り手探しと買い手探し

M&Aでは、いわゆるソーシングといわれる売り手探しや買い手探しのためにリストアップ・電話営業・DM等行動量が求められる営業が発生します。

なかなか売り手探しの場合は後継者不在案件という後回しにしがちなテーマについてであるため、電話等でしっかり動機づけを行わないと中々アポまでたどり着きません。

また買い手探しの際は、仮に手持ちの案件のニーズがなくてもしっかりニーズ等を電話ヒアリングしておき、データベース化することで結果次の案件等の成約が早まることにつながります。

そのため電話営業はM&Aにおいてはなかなか切っても切れない関係にあるのです。

(意外とBig4系のFAS等でも部署やポジションによっては地道に電話営業をしていることもあります。)

 

会社によって提携先が強い場合は相対的に電話少ない場合も

また、提携先(金融機関・会計事務所・弁護士事務所)が強い会社では、買い手も売り手も紹介をもらえることが多いので、電話が少なくても案件が進められることがあります。

そのため、提携先が強力な会社では電話の使用頻度が低くなることも考えられます。

売り手は紹介をもらい、買い手探しは自社で行うみたいなスタイルの会社も非常に多いです。

ですが紹介をもらうとその分紹介手数料等の支払いが発生することも多々ございます。

 

自分でソーシングをする場合の方がインセンティブが高い傾向あり

自分でソーシングを行うポジションの場合、そうではないポジションと比較してインセンティブ料率が高く設定されている傾向があります。

むしろいわゆるM&Aコンサルの高給ポジションは実はソーシングを乗り越えた先にあるパターンが多いのです。

なので一概にソーシングがないポジションが良いとは思いませんし、個人的にはソーシングがあるポジションの方がしっかり結果に対して青天井に給与があるので良いのではないかと思ってます。

そのため、営業スキルに自信のある方やしっかり自分がとってきた案件でM&Aを決めたい方、しっかり稼ぎたい方はもし電話を使って効果的にソーシングができると感じるのであれば、ぜひ挑戦してみることをおすすめします。

 

M&A電話営業の基本的な仕組み

M&A電話営業の基本的な仕組みは、ターゲット企業に対してアプローチし、M&Aに関心があるかどうかを確認します。

関心がある場合、企業の価値や条件を把握し、適切な提案や相手企業とのマッチングを行います。

契約締結に至るまでのサポートも重要な役割を担っています。

 

M&A電話営業の基本とポイント

効果的なM&A電話営業の基本には、以下の要素があります。

  • コンプライアンスの徹底
  • ターゲット企業への適切なアプローチ
  • 丁寧で分かりやすい説明
  • トークスクリプトの磨きこみ
  • 対話を重視したコミュニケーション
  • 個人情報の保護
  • 成果報酬型の報酬システム

これらのポイントを押さえることで、信頼できるM&A電話営業を実践できます。

この中で一番大事なのはターゲット企業の選定と受付回避のためのトークスクリプトの磨きこみ、そして実際に売り手探しであればオーナーや買い手探しであれば経営層や経営企画部等のM&A担当者につながった後のしっかりした対話です。

まずはターゲット選定は言わずもがなです。全くニーズの無い先に連絡しても問題ございません。しっかり仮説を立てた上でターゲットの選定・優先度の決定をしていくことが重要です。

売り手であれば例えば事業承継で困っていそうな会社はどういった共通項があるか、買い手探しであれば売り手候補先とどういった会社であればシナジーがありそうかしっかり考慮したり、ペルソナを作ったりしながら行う必要があります。

またトークスクリプトを練るのは受付ブロックを回避するうえでは非常に大事です。”ああいえばこういう”のパターンをいくつも作って実践し修正するという工程を繰り返す必要がございます。上手い人の真似をするのもよいでしょう。これは売り手探し買い手探しの両方で大事になってきます。

最後は対話です。相手のニーズや考え、困りごと、狙いは何かをしっかり認識して話す必要があり、先ほどとは打って変わってある程度相手に合わせて変える必要があるでしょう。勿論鉄板のトークを用意し対話の中で必勝パターンを持っておくというのもよいでしょう。

 

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林健太郎…中之島キャピタルでM&Aコンサルタントを経験。成約も複数件経験し、マネージャーとして勤務後、M&A専門人材紹介会社のNewMA株式会社を設立。