市場規模は年々右肩上がり、平均年収は1,000万円以上を見込めるM&A業界。多くの大企業が関東圏に集中する中、特に大阪はM&Aが盛んに行われていることから、ブルーオーシャンと揶揄されることもあります。
大阪でM&A業界に転職することができれば年収1,000万円~1億円以上も夢ではありませんが、相応に難易度も高いとされています。
当記事では、
上記について詳しく解説します。
目次
大阪でM&A業界への転職を成功させるには?転職難易度や有利に進める方法を解説.. 1
M&A仲介会社の仕事は、売りたい会社と買いたい会社をマッチングさせ、その仲介役としてコンサルティングやサポートを行うことを目的としています。この基本原則は大阪でも同様で、市場規模においては3大都市ということもあり、地方に比べてもM&Aが盛んに行われているのが特徴です。
これからM&A業界を目指す人にとって、市場規模の大きい大阪は転職しやすい環境が整っていますが、言い方を変えれば、大阪へ転職を希望するライバルが集中するので採用倍率が高くなるとも言えます。
私がいた中之島キャピタルも大阪のM&A会社です。
中之島キャピタルについてはこちらの記事も参照。赤裸々に色々書いております。
採用倍率の高い大阪でM&A企業へ転職するには、いかにライバルと差別化を図れるかが重要になります。
単に営業ができるだけでは弱く、具体的には、
M&A業界は、学歴よりも結果や実績で判断する傾向にあるので、目に見える実績が非常に重要です。
M&Aのプロセスを進める上で、税務や法務、会計といった専門的な知識・スキルが必要になり、以下の資格を取得することで転職が有利に進められます。
当然ながら、資格が1つよりも2つ、3つと複数取得してる方が有利に進められますので、積極的な資格取得に励むことをお勧めします。
前述の通り、M&A業界への転職は高い営業力と専門的な知識・資格が必須になりますが、同様に選考対策にも気を配る必要があります。
実際に、選考準備が疎かになり門前払いされるケースが後を絶たないのが現状です。
一般的な企業であれば、ある程度の選考対策は可能ですが、M&A業界は選考に関する部分を秘匿する企業が多く、対策が困難とされています。そこでカギとなるのが、転職エージェントの存在です。
転職エージェントとは、求職者の転職活動を支援し、マッチングする企業を探してくれるサービスです。その中でも、M&A業界に特化した転職エージェントを利用することで、以下のメリットを得ることができます。
M&A特化転職エージェントは、M&A仲介・FA経験者が在籍していることが多く、実際に働いていた“生の声”を聞くことができます。秘匿性の高いM&A業界の選考対策において、現場感を知れるほど有利なことはないでしょう。また、求職者の現職状況や実績を踏まえて、どのM&A企業に向いているのか、逆にどの企業に向いていないのか等を経験者の立場から精度の高いアドバイスを受けることも可能です。
一般公開されている求人は応募が集中することが多く、相応に求人倍率が高くなる(=転職難易度が上がる)傾向にあります。その点、転職エージェントの多くが非公開求人を抱えており、比較的有利に選考を進めることができるのもメリットの一つです。中には、その転職エージェントだけに許された超限定求人情報を抱えていることもありますので、そういった点でも転職エージェントを利用する価値は十分にあるでしょう。
M&A業界は、その難易度の高さから未経験からの転職は非常に困難とされています。具体的には、未経験というだけで最初の書類選考段階で門前払いされるケースも数多くあるのが実状です。その点、転職エージェントは、書類選考の基礎となる履歴書・職務経歴書の書き方指導や修正も行ってくれます。他にも、企業側への交渉や選考の段取り、内定後のフォローに至るまで一貫して手厚いサポートしてくれるので、M&A未経験からでも有利に進めることができます。
大阪におけるM&A業界の転職事情や有利に進めるための方法について解説しました。
大阪は全国的にも見てもM&Aが盛んに行われているので、これから転職を考えている方にとって良い環境である反面、ライバルが多く求人倍率が高い(=転職難易度が高い)激戦区とも言えます。この中で差別化を図るには転職エージェントの存在が不可欠で、さらに言うとM&Aに特化した転職エージェントを利用することで、より有利になることは確実です。
少しでも有利な転職活動に向けて、利用できるものはどんどん活用していきましょう。